潮流が速い明石海峡のジギングではフォールの時に糸ふけが出難く、手返しの良い事からベイトリールを使用する事が多いです。スピニングも使用できますが、ベイトリールの方が着底感度が向上し、根掛り回避にも繋がる為、ベイトリールがお勧めです。
「ジグの墓場」とも呼ばれるほど底の起伏が激しいポイントもあり、着底した瞬間に巻きはじめないと根掛かりの連続となってしまいます。
瀬戸内、太平洋側ではベイトタックルがメインとなる為、これからチャレンジされる方は是非参考にしてみて下さい。
必要なアイテム
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ベイトロッド
ポイントや時間帯により、潮流の速度が目まぐるしく変化する為、数本の番手を持って行くのがベストです。1本に絞るならロッドの硬さが3番と書いてある物を準備すればOK!
633と表記されている物であれば、一番初めの「6」が6フィート、「3」が3インチである事を示しています。最後の「3」が硬さとなります。3桁目が「3」の物を選ぶとベストです。
オススメロッドは、「SLASH フルセイルシーフB633 MAXスロー250g」
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リール
パワーロスの少ないベイトリールがオススメ!
サワラやフグなどのラインを切ってくる魚や根掛かりした時の為に、PE2号を300m巻けるリールがオススメです。「PROTRUST コバルト」このリールで行けば問題なし!
パワー・剛性は文句なし。また、自重も抑えれる為、お子様や女性の方、ジギング初挑戦の方にもオススメです。コストパフォーマンスにも優れている優秀なリールです。
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PEライン
あまり太すぎると潮に流されやすいため、1.5号~2号が良く使われます。
水深は30~70mですが根掛かりによる高切れもよくある為、300m巻いておくとトラブル後も釣りが続行できます。
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リーダー
フロロカーボンの8号前後が一般的です。
非常に根が荒い場所ではリーダーへの傷が良く入るのでこまめなチェックが必要です。
PEラインとの結束は強度のあるPRノット・FGが望ましいです。
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メタルジグ
ポイントによって様々な重さを使い分ける必要がありますが、160g・200g・250gがあれば大体のエリアはカバー出来ます。
シルバー・アカキンをベースにブルピン・グリーンゴールドが定番カラーです。
秋以降はタチウオパターンの場合があります。
メインのベイトがタチウオになるのでジグはロングタイプを使用します。
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アシストフック
根掛かりの多い場所ではフロントのみ、タチウオ・サワラ狙いの場合はワイヤー芯入りやザイロンノットで組まれた強度の高いアシストフックをフロント・リアに装着します。
形状・サイズはジグやターゲットによって変わります。
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各種リング
メタルジグとアシストフックや道糸を接続するパーツです。
ソリッドリングにリーダーを接続し、ジグとアシストフックをスプリットリングで接続します。
ボールベアリングスイベルがあるとラインの捻じれが軽減されますが、破断の原因となる事があるので要注意!信頼しているメーカーの物を使いましょう!
スプリットリングとソリッドリングやスイベルがセットになっている商品もございます。