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チヌ・マダイ フカセ釣り(家島諸島・那波渡船)

3~5月は姫路の家島諸島でチヌ・マダイの乗っ込みシーズンが到来します。
主に地磯・沖磯でチヌで狙えます。
底が砂地で潮通しの良いポイントではゲストで桜鯛の顔も拝めます。

釣り方は円錐ウキを使ったウキ釣りが一般的でチヌ用の自重のある集魚材を撒きながら撒き餌と刺し餌を同調させて狙います。最初に撒き餌を撒き、ポイントを作るのがセオリーとなります。
春先はワカメ、ホンダワラといった海藻が生えており、チヌの絶好の産卵場となっており、必然的にその周りがチヌを釣るポイントとなります。
足場の悪い場所で釣りをするので道具や装備は安全を考慮して選ぶ必要があります。

仕掛は全遊動と半遊動があります。全遊動は撒き餌と刺し餌を潮の流れに乗せながら沈めて、チヌの喰う深さを探りながら釣るのに適しています。上層から底まで探れるので釣りの応用が効きやすい釣り方です。半遊動は狙いたい深さをウキ止めで決めてから狙う釣り方で、水深の深い釣り場や底を中心に狙う時に適しています。
マダイ狙いのタナは底という事もあり、日中の重い仕掛を使います。

 

必要なアイテム

  • フレクシード波止磯

    チヌ狙いなら1-540、マダイをシェアに入れるなら1.5-540を選択、磯釣りと命名した竿であるば、問題ありません。
    チヌを楽に浮かせられるブランクス、繊細な穂先が食い渋り時のアタリを捕えます。ガイド合わせラインの付いたものがセッティングも楽々です。

  • ラスターUG・リゼル

    道糸1.5号-150m巻けるスピニングリールを選択。
    磯釣りではレバー付きスピニングリールが周流ですが、ドラグ機能が付いていれば問題ありません。2500~3000番手辺りが使い易いです。

  • エクセレントフロート CR

    信頼の国内生産、遠投性、視認性、安定性に優れたチヌ専用ウキ。
    艶消し塗装仕様で高い視認性を持ちます。自重があり、遠投も可能です。
    リングを装着し、ライン滑りも抜群です。

  • 鈎・ハリス・道糸

    鈎はチヌ専用を選択。ヒネリ有りはフッキング後、抜けにくく、ストレートタイプは触れただけで硬い口を貫きます。多様な刺し餌を使うため、オキアミ用、コーン用、練り餌さ用、遠投可能なケン付用と数ジャンルの鈎を持ち合わせて下さい。道糸、ハリスは1.5号を標準し、ハリスは海藻の生い茂るポイントなら1.7号、刺し餌も獲られないような状況であれば1.25号と使い分けて下さい。

  • フィッシンググリップCP・フォーセップ140

    フィッシンググリップはチヌ、マダイの硬い口元をガッチリとホールド。
    閉じた魚の口を開閉し易いポインテッドノーズ、極太アーム、丈夫なアルミ合金ボディー、滑り止めグリップ仕様で握り易いです。
    フォーセップ140、ギザギザのセレーション加工でフック外しに最適、14㎝のレングス、ベントノーズで針を飲み込まれても対応出来ます。

  • 刺し餌・撒き餌

    ポイント作りの要素が強く、巻き餌は容量多め、濁りと煙幕でアピール出来る物を選択、基本はオキアミ3㎏版1枚に対し、集魚剤3.5㎏1袋、半日の釣りであれば、オキアミ2枚+集魚剤が2袋位は消耗します。雑食性のチヌですが、特に推し麦とコーンが大好物、黄色い餌にも反応が良く、刺し餌は数種類用意するのがベターです。マダイは潮の潮通しの良い、潮の流れの延長上の深ダナ食わす要素が強く、市お馴染みが良く煙幕ホワイト系の集魚剤が好まれます。