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マダイ完全フカセ(串本湾内カセ)

マダイ完全フカセ釣りは針にオキアミをつけて潮の流れに乗せて魚に食わせるという単純な仕掛けですが奥深い釣りです。

一般的にフカセの語源はエサを吹かせるからフカセと呼ばれる説が有名で、狙いは主にマダイやイサキ、青物等幅広く釣ることができます。

仕掛けを投入してから糸を手繰り出していきながら撒き餌と刺し餌を同調させて魚にアプローチします。

スプールは基本的にフリーにし、アタリがあればスプールが勢いよく回転するので、クラッチを入れ合わせます。

 

必要なアイテム

  • 竿

    カセで行う完全フカセ釣りではラインの出し易さから450~530の磯竿がおすすめです。

    硬さ的には2号クラスが良いでしょう。

    初心者の方には価格も優しく長さ、号数の幅広さや穂先の食い込みも良いプロトラスト、フレクシード波止磯がオススメです。

    ミドルクラスの竿になると竿が比較的軽くなり、強度も比較的丈夫になるのでこちらもオススメです。シマノならライアーム、ダイワなら波濤がオススメです。

    不意の大物がきてもしっかり曲がって浮かせることができるので安心してやりとりできます。

    30号クラスの船竿もオススメです。

     

  • リール

    カウンターつき両軸リールがオススメです。フロロカーボン3~4号が最低100m、できれば150m入るものであればどのタイプでも大丈夫です(近年PE専用リールが出ているので注意)。シマノであればバルケッタ・バルケッタBB、ダイワであればライトゲームIC・タナセンサーがオススメです。

  • 糸、針

    糸はフロロカーボン3~4号がオススメです。リールに巻いてある糸に直接針を結ぶことが多いです。ナイロンとPEは比重が軽くエサが沈みにくいのでフロロカーボンがオススメです。

    ハリは狙う魚種によって変わりますが、主にマダイ針9~11号を使用することが多いです。

    イサキが多い場面ではグレ針8~9号を使用すると有利です。